Lord of Tresserhorn

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Card of the Day -今日の1枚- 2013/12/03

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実際に筆者が組んだジェネラルを紹介したいと思う。

 

本当にお気に入りのデッキの1つだった。

 

青と黒のEDH2強カラーと、《Wheel of Fortune》などの大技から《稲妻》のような小技がイカす赤を合わせたグリクシスカラーは、構築ではあと一歩足りないイメージが妙に強いが、統率者戦では悪くない選択肢だ。

 

さて、このメタルのジャケのような最高にイカしたイラストのこのカードの紹介に入ろう。

 

「アライアンス」のレア2という変則的なレアリティに含まれていた(とは言ってもほとんどのレアがレア2だったので実質はなんてことはない普通のレアである)友好色3色のマルチカラーサイクルのうちの1枚である。

 

4マナでパワー10という、驚異的なサイズが目を引くだろう。

 

マナレシオも1.75と非常に高い。4マナ6/6の《慈善獣》ですら1.5なのだから、この数字が如何にクレイジーなものかわかっていただけたと思う。

 

同じパワーでもタフネスが2しかない《新星追い》などとは格が違うのだ。トランプルがないとはいえ、再生持ちであるのも大きい。

 

しかし「世の中そんなに安く良いものが手に入る訳ないやろ」シリーズ、このカードも例外に非ず。

 

このゾンビは場に出た時に「対象の対戦相手1人に2ドロー献上、あなたは2点ライフルーズとクリーチャー2体生け贄」という物凄いデメリットを持ち合わせている。

 

対戦相手からすれば、何もせずとも4枚分のアドバンテージが得れており、それだけの代償を支払って手に入れたクリーチャーはただのパワー馬鹿一代ときたもんだ。

 

普通にマジックをやっていて、このカードがポンと出てきたら、ありがとうとしか言いようがない。

 

ここで虚をつくのが《もみ消し》なのだろうが、それなら《ファイレクシアン・ドレッドノート》を使いなさい。

 

しかしこれがEDHともなれば、それほど痛い出費ではなくなる。

 

多人数ゲームであるため、対戦相手1人だけに塩を送るというのはそれほど手痛い出費ではない。

 

自分と同盟を組めそうな相手に、2枚献上してこいつで延々《覇者シャルム》を殴ってやるから道を開けろとお願いするなど、所謂政治ゲーにはもってこいだ。

 

単純に統率者ダメージ21点を削るのに、既にパワーが10あるというのは素晴らしい。多少の強化でゲームは終わるだろう。《生体融合外骨格》をまとえば、超魔生物の誕生だ。


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